【実績を積んだ医師の方へ】専門性が高い麻酔科医|メリット・デメリット

2018年03月23日 13:14転科するなら何科?


専門性が高く、多くの病院で必要とされる麻酔科


麻酔科は手術などの際、患者へ麻酔を投与する役割を担う診療科です。
非常に簡単そうに思えますが、手術が終わるまで患者の血圧や心拍をモニタリングしたり、何日も前から検査、診察などを自ら行って麻酔投与の準備を行います。

このような役割を持つ麻酔科は、標榜医・専門医の対象のため専門性が非常に高くなっています。
ほとんどの病院では麻酔科医が必要とされており、潜在的なニーズの高さが特徴です。

他の診療科に比べ年収が高い


また、麻酔科は年収の水準が非常に高いので、実績次第では2,000万円以上の年収を貰うことも不可能ではありません。
平均1,800~2,000万円ほどになっており、他の診療科と比較すれば水準の高さが一目瞭然です。
元々専門知識・経験を求められる診療科のため、この水準は魅力的ではないでしょうか。

年収アップを目指す方は、麻酔科が転科先候補となるでしょう。
ただし、地域によっては1,800万円を下回る求人も沢山あります。
医師としての経験が年収に影響する点にも注意しましょう。

麻酔科医になるまで時間がかかる


麻酔科は専門性・年収いずれにおいても優れた診療科ですが、麻酔科医を名乗るまでのステップが大変であり、2年から6年を要する点に注意が必要です。

麻酔科医は、主に麻酔科専門医と麻酔科標榜医に分類されます。
まず2年ほど指導医の元で研修を受け、厚労省に申請が認可されれば麻酔科標榜医を名乗ることが可能です。
一方の麻酔科専門医は、更に4年の研修を要し、試験に合格することでようやく名乗れるのです。

このように、麻酔科医になるまでが少々大変なため、もし転科するならば、長期的なキャリアプランを計画してから挑む必要があるでしょう。

オンコールなどプライベートの両立は難しい一面も


麻酔科医は手術時の麻酔を担当しますが、救急救命処置が必要な患者が発生した場合、夜間でも呼び出される可能性があります。麻酔科は度々オンコールがある診療科です。
ライフワークバランスを重視する方や、プライベートを重視する方には少々魅力に欠ける診療科とも言えるでしょう。

また、1日に数件の手術を担当するため、体力面・精神面でも気を使います。
手術時間がずれこむと、それだけ退勤時間もずれてしまいます。
勤務時間通りに帰宅するのは難しい場合もあるため、仕事と家庭の両立はハードルが高いでしょう。


  • 1