【QOL重視】時間に融通を利かせた働き方が可能な放射線科|メリット・デメリット

2018年02月23日 11:34転科するなら何科?


将来性があり海外でも需要がある


放射線科は、放射線治療と画像診断の2つの部門に分かれています。
どちらに属するかで仕事内容は少々変わりますが、放射線科そのものは将来性があり、今後も活躍が期待できる診療科の一つです。
特に転科先の候補としては魅力が多く、長期に渡っての活躍が期待できます。

また、日本だけではなく、海外でのニーズもあるのが特徴です。
海外では放射線治療・画像診断いずれも専門知識を有する医師の力を必要としているため、もし海外勤務医を希望する方は、まず放射線科で経験を積むのも良いでしょう。

QOLのバランスがとりやすい


QOLを重視する方にとっても、放射線科は候補の一つとなります。
特に画像診断部門に関しては、診断業務や事務作業が大半を占めており、定時で退勤することも難しくはありません。
当直・オンコールは発生せず、日々ルーチン化された業務をこなすため、ハードワークはほとんどないのが特徴です。

ただし、放射線治療部門に関しては、オンコールや当直も度々あるため、QOLを重視した働き方は難しい側面もあります。
QOLを意識するならば画像診断部門に絞ったほうが良いでしょう。

他の科目に比べ求人数が少ない


一方で、放射線科は求人数の少なさがデメリットとして挙げられます。
ポピュラーな外科や内科に比べて募集は限られており、地域によっては求人を探すだけでも一苦労でしょう。
すぐ転科したい場合は、日頃から放射線科の求人のチェックが欠かせません。

2007年に厚生労働省が推奨した「がんプロ」以降は増えつつありますが、全国的に見るとマイナーな診療科です。
都市部ではある程度募集されていますが、地方ではほとんど見かけないため、求人数の地域差は激しいことが放射線科の欠点となっています。

年収の水準も若干低め


一般的な診療科と比較して、放射線科の給与水準はやや低い傾向にあります。
放射線治療部門なら年収2,000万円を超えるケースもありますが、豊富な臨床経験が求められるなど、ある程度のスキルがなければ難しいのが実情です。

放射線科の平均年収は1,300万円程度と言われており、より多く貰っている医師でも1,500万円ほどが大半を占めます。
しかし、業務量や仕事内容などを考慮すると、十分見合っている水準とも言えます。
特に画像診断部門はQOLのバランスを取りやすいため、高水準と言っても良いでしょう。


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